日記

瞑想で「得体の知れない不安感」が吹き飛んだ

さっきまで、今年一番の不調に怯えていた。気分が落ち込む……を飛び越して、危険レベルに突入していた。

動悸が止まらず、寝ていても胸の苦しさで目が覚める。ここ数日、悪い夢ばかり見るし、恐怖感で目が覚める。ありもしない妄想が浮かんできて、反芻思考が止まらない。

反芻思考は「止めなきゃ」「考えないようにしなきゃ」と思えば思うほど止まらまいもの。

でも、止めないと危ないレベルにまで来ていた。あぁ、毎年この季節は大きく心身の調子を崩すことが多いな。たぶん、季節のせい。いろんなことが重なったせい。満月のせい。いろいろなことのせいにする。

でも、それでも恐怖感が止まらなくてね。

もうやれることは全部やろうと思った。わたしは潰れるわけにはいかないの。

まずは、おなじみの感情を書き出すっていうやつ。1分間くらいの間、思いつくだけのネガティブな感情をすべて書き出してみるの。

で、そのあとで「そうなんだね」とか「しんどいね」とか、かけて欲しい言葉を自分で紙に書く。「そりゃしょうがないよね」とか「そんなに我慢しなくていいよ」とか、自由に書く。誰かに言ってもらっているイメージで。

なんとかかんとかっていう手法なんだけど、忘れちゃった。

それをやったらね、もう涙が止まらなかった。紙に書き出すのがいいとかわかっていても、普段はちょっとバカにしていてやらなかったりするの。まだ余裕があるときは「そんなこと必要ないさっ」って思うんだろうな。

でも、本当に精神状態が危なくなると、何でもいいからやらなきゃって気持ちになる。

ただ、その手法をやってから少し仮眠して体を休ませようと思ったんだけど、自分の動悸で眠れないし苦しいし、胸がヒューっとなる不快感で目が覚めてしまう。そして、並々ならぬ恐怖感。これはもう!キケン!

そこで、瞑想をした。

ここしばらく瞑想なんてする暇がなかった。本当に余裕がなかった。

久しぶりにやったら、なかなか理想の状態に入れないの。わたしは完全に宇宙にぶっ飛ぶ感じが大好きなのだけど、どうしてもあの場所に行けない。

「行きたいよ、帰りたいよー」と思考してみるんだけど、ダメ。

しかし、今日はまた瞑想にて新しい体験をしたの。

瞑想ではよく「頭の先から、美しい光が降り注いであなたを包み込んでいくイメージ」みたいな誘導があるんだけど、わたしはどうも、ずっと前からそれがイマイチイメージできなかった。

でも今日は、ピンクのような薄紫のような光がちゃんと降りてきて、自分の体の中に入っていくというか、体全体に染み渡る感じがはっきりわかった。「あぁ、これのことだな」ってわかったというか。

あと、途中から「お母さん」って言葉が何度も浮かんでね。

お母さんお母さんって何回も呼んだ。(意図的にではなく、お母さんのイメージが降ってくる)

すると次第に「お母さんから生まれたんだ」って考えが浮かんできて、なんとも不思議だったな。

で、その後から、体の不調も心の不調も、ケロっと治っってしまったの。本当に不思議じゃない?

今、ぜんぜん怖くないし動悸もしない。気分も落ち込んでないし、落ち込んでいたらこんな文章を書いていないし。

瞑想の癒しの力ってすごいんだ。わたしにとって、エナジードリンクのようなものだ。翼をさずけるもの。

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