親が子どものためにできることなんて何もない。わたしはそう思っている。子どものためと思うことは大抵自分のためにしたいこと。自分を満たすためのエゴ。 それらはある程度、みんなにあることで、それが特別異常なことというわけでもな […]
アスピーちゃん
蘭の子どもたち|親から「好ましくない影響」を受けやすい遺伝子
わたしには、前々からずっと疑問だったことがある。それは「なぜ自分はこれほどまでに親や家庭環境の影響を受けてしまったのか」ということ。 この人生で最初に、はっきりとした「生きづらさ」を認識したのは小学校高学年から中学生にか […]
ASDのこだわり例|成人女性ASDの場合
ASDの大きな特徴であるこだわり行動、一体どんなものがこだわりなのだろうといまいちピンとこない人もいるのではないだろうか。わたしもASD傾向を自覚する前は「え?これってこだわりだったの?」とびっくりしたり、指摘されて初め […]
雑談が苦手…頭の中はパニック!あいまいさを理解しにくいASD
わたしは雑談が苦手だ。苦手だけれど、まったくできないことはない。とても下手だし相手に先導してもらうことが多い。どうも雑談には仕事感というか、業務感がある。それは親しい友達や家族でも同じだ。 ここ最近は、時間を埋めるためや […]
女であることが嫌だった。ASDとジェンダーのはなし
「あぁ、なんでわたしは女なんだろう」 物心ついたころから、わたしは自分が女であることをときどき残念に思うことがあった。 男の子たちに混ざるのが好きだったし、男の子の洋服が好きだ。わたしが好きになる有名人やアーティストのほ […]
発達障害やHSPなどの「カテゴリ」や「診断名」はツールである
ときどき「ADHDやASD、HSPなどとカテゴライズすることに何の意味があるのか?」という議論がなされることがある。発達障害は個性のひとつであり、誰にでもある特徴が少し濃いだけ……という意見。 確かに、特性があっても現状 […]
共感覚で作られた「でたらめ辞書」をASD特性で矯正できた話【仮説】
わたしには色字共感覚といって、文字に色を感じる感覚がある。 共感覚とは、文字や数字、音、味などに色を感じ、それが無意識に引き出されることをいう。こちらの調査では文字や数字、音など何らかの共感覚を持つ人は約15人に1人、色 […]
発達障害ドラマ「僕の大好きな妻!」当事者の感想
発達障害の女性を主人公にした「僕の大好きな妻!」のドラマを見ていた。本ドラマは来週で最終回を迎える。 わたしがこのドラマを見ていて、際立って感じたのは 「自分自身で発達障害のしんどさをしっかり認められる主人公、そして夫の […]
ASDは友達がいない?アスピーの独特な友人観
ASDは友達がいなかったり、孤立しがちだったりすると言われている。もちろんその傾向があるというだけであって、みんながみんな友達がいないわけでもないし、孤立しているわけでもない。 わたし自身友達はとても少ない方なのだけど「 […]
【大人の発達障害】診断受けるべき?診断名よりも大事な「人生の裏付け」
わたしが発達障害の診断を受けたのは、大人になり結婚し、仕事に就き、子どもを設けたあとのこと。社会的には「ごく普通の家庭を築き、仕事にも恵まれており、子どもまでいる、ありふれた人間で、何も困っていないように見える」だろう。 […]